新型コロナウイルスの拡散防止の為に緊急避難宣言を全国に出す前に安倍首相が4月16日に「全国民に特別定額給付金10万円給付案」を打ち出しました。
「困窮世帯に30万円」から一転、所得に関係なく給付とは、何があったんでしょうか?
休業補償の一環の対策で大型連休明けからだったように思いますがその後は進展がないような感じですよね。
対象者は誰にするのかが明確になっていない中で「子供や公務員も貰えるのか?」「日本に住む外国人はどうなるのか?」など気になる事をまとめてみました。
10万円給付の対象は誰?子供も外国人も貰えるの?
現段階では「4月27日時点で住民基本台帳に記載されたすべての国民」となっていますので、子供は住民基本台帳に記載があれば貰えます。
収入認定されないお金なので、収入のない子供も生活保護者も対象者。
と言う事は、4月27日に産まれた赤ちゃんも貰えるという事ですね。
海外に赴任されている方も同様に住民基本台帳に記載があれば対象になります。
外国人は3ヶ月を超える在留資格と住民票の届けがあれば国籍に関係なく貰えるそう?
でも、海外赴任されている方も海外でも同じ様に対応してもらえるのでしょうかね。何だか日本が損をしているような感じがします。
10万円の給付は実際いつになるの?
公明党幹事長が5月下旬から6月初旬にはと言っているみたいですが、政府は 2020年度補正予算案を4月27日に国会提出し、4月中の成立を目指しています。
ただ、補正予算案が成立しても申請受付日と給付開始日は各市区町村任せとなるので、給付時期に差が出て対応が遅い市町村や人口の多い市町村は6月にはいってしまうのではないかな。
10万円の給付は公務員も対象?
「緊急経済対策としての特別定額給付金10万円は新型コロナウィルスの状況下でも給料の減らない公務員は対象外にすべき」との提案が ツイッターで話題になりました。
公務員の取り禁止を提案する元大阪府知事の橋下徹氏とジャーナリストの全国民受け取るべきと主張する江川紹子氏の意見が対立した訳ですが、公務員でも 新型コロナウィルスの最前線で働く人とそうでない人は確かにいます。
ただ、そこで差を付けるのではなく、はなから「 新型コロナウィルス対策の最前線で働く人や給料が減る人のみ支給」として該当しない人、子供や生活保護者には支給しないとした方がすっきりするように思います。
特別定額給付金10万円を受け取るにはどうすればいい?
住民基本台帳を基に市区町村から世帯主の方に申請書が郵送されるか、 マイナンバーカード所有者はオンラインで申請ができるそうです。
郵送で申請する際には金融機関の受け取り口座を記載し、本人確認書類の写しを添付して返送すると世帯主の口座に 受給対象の家族全員分の給付金が振り込まれるという流れになります。
特別定額給付金の申請期限はいつまで
特別定額給付金の申請には一定の期限があります。
「特別定額給付金の郵送申請方式の受付開始日から3カ月以内。」
この間に申請しないと給付はされないそうですが、入院中の方や海外に行かれていて手続きができない方等申請期限に間に合いそうにない方には相談窓口も設けるそうです。
申請できない理由がある人は是非、相談してみましょう。
【コールセンターの概要】
連絡先 03-5638-5855
応対時間 9:00~18:30(土、日、祝日を除く)
まとめ
全国民一律10万円支給する特別定額給付金をめぐって賛否両論ありますが、少しでも景気回復につながればいいなと思います。
給付金の10万円は諸事情により収入認定されないことになっていますので、お客さんが来なくなってテイクアウト対応をしている飲食店などで思いっきり使いましょう!
インフルエンザは気温があがり温かくなると流行しなくなりますが新型コロナウィルスはどうでしょうか?1日も早く終焉する事をお祈りします。
最後まで読んでくださりありがとうございました。